漆芸家 岩田 俊彦さん
カメラマン、イラストレーター、ミュージシャン、モデル、スタイリスト、ヘアメイク、ダンサー、デジタル・アーティスト、詩人、漫画家、芸人etc. 新時代の才能が続々エントリー、作品そして自分をプレゼンテーションするコーナーが『クリエイター図鑑』です。
今回は漆芸家、岩田俊彦さんです。
WORKS
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漆芸家 岩田 俊彦(いわた・としひこ)1970年12月19日 神奈川県鎌倉市で生まれ。1999年東京芸術大学美術学部工芸学科漆芸専攻卒業。漆を素材とし、パネルを支持体にした平面作品を作成。2006年 なびすギャラリー『WORKS展』を皮切りに、2008年青山スパイラルホール『SICF』入選、 モンブラン銀座本店『モンブランヤングアーティストパトロネージ』 、2009年ジネタ 井上有一ポスター展企画『陶と漆』、レントゲンヴェルケ『掌9』など多くのエキシビジョンに出展。 |
漆芸家の松田権六さんを尊敬しています。
子供の頃から絵を絵を描くのが大変好きな子供でした。図工の時間はとても好きでした。周りの人に褒めてもらえるのが嬉しかったのです。普段はあまり自己主張しない子供だったと思います。どちらかというと周りに合わせていた感じでした。ただ人を笑わせたりするのは好きでした。
高校3年生になってからも特に進路も定まらずにいた私の身を案じた親が、美大にでも行ってみたらどうか勧めてくれたので、まあそれもそうだなという感じで進学を決めました。工芸を選んだのは、受験するにあたって、油絵やデザインなどいくつかある中で、自分でデザインしたものを自分の手で作るという事に魅力を感じたのが一番の理由です。
芸大の工芸には鍛金、彫金、鋳金、染色、陶芸、漆芸の6講座があってその中で漆という素材に最も自由な印象を持ちました。漆は樹液ですから色々な支持体と組み合わせることができるのではないか。なおかつそのような理由でやり方によっては、まだ世に出ていないようなものが生み出せるのではないかと思ったのです。
漆との出会い。
初めて漆に出会ったのは、3年で講座に別れてからの初めての漆を使う授業の時でした。その時の印象はとにかくかぶれるのが怖くて恐る恐る扱っていました。何かネバネバしている不思議な液体でした。それまで使っていた絵の具などのような手軽さとはかけ離れた、扱いにくい素材だという事を実感しました。決して良い印象とはいえませんでしたが何か今までとは違う特別な道に一歩踏み込んだ感覚でした。
漆芸家 になろうと決めたのは大学を卒業し、しばらく経ってからです。もっと言えば、アートを制作して生きていこうと覚悟したということだと思います。大学在学中はそんな覚悟はありませんでした。そういう意味ではそんなに前のことではありません。私は漆を素材として作品を作っていますが漆の勉強を始めたのは大学の時です。その後は知り合いの漆の職人さんや作家などから色々教えてもらっています。
現代の空間にもマッチする漆作品を作っています。
私は、漆を素材とし、パネルを支持体にした平面作品を作っています。作品に登場する作品は古くから伝統工芸などで使われている文様や獣などですが現代の空間に違和感のないような作品にしたいと考えています。そしてなによりも作品を見ていただいた皆さんに元気になってもらえればと思っています。
作品タイトル『アオイ』『アサバ』『トリ二サクラ』など日本の伝統意匠からの引用しています。
作品は木製パネルに布を貼る→下地作り→下塗り→中塗り→上塗り→研ぐ→絵を描く→磨くの手順で作ります。制作時間は大きさによって変わってきます。1メートル四方の作品になると乾燥時間なども含めると半年程かかります。10センチ四方の作品でもい2ヶ月弱かかります。
重箱やお皿、お椀など、実用品も作る事があります。しかし今は職人的な作業の依頼以外は平面作品に特化してやっていきたいと考えています。今の所、平面作品がどのように変貌を遂げていくのか自分でも分かりませんので現在やっている事を発展させていきたいと思っています。
眠ることが好き。気分転換も寝ること。
眠ることが好きなのでよく寝ています。
最近は旅行に行く夢をよく見ます。この間はブラジルに行って現地で観光している夢を見ました。朝、目がさめたらコーヒーの香りがするので見たら隣の部屋で妻がコーヒーを飲んでいました。
あとは歩いて色々見ることも好きです。
僕は歩いて家を見るのが好きなんです。こんな家に住んでみたいなーなどと想像するのが好きなんです。おもしろかったというより、いつも仕事場に行くときに通る古い木造の家があるんですが2階立てで昔のホームドラマで浅田美代子がギターを持って歌っていたあんな感じの家なんです。すごくいいなといつも思っていて将来はあんな家に住んでみたいと思っているんです。
座右の銘
人を元気にする作品を作る。
(2010 年 1 月 22 日)







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