『Age(アージュ)』特別インタビュー! 和央ようかさん トップを極めた女性の“美しい生き方”
堂々たる態度だったかと思えば、次の瞬間には子どものような人懐こい笑顔を見せる。
厳しい体験を語りながら、それが同時に素晴らしい体験だったとも言う。
プリズムのように変化する様々な表情で人を魅了してやまない、
トップを極めた女性・和央ようかの最新の素顔に迫るインタビュー。
Age[アージュ]特別インタビュー
和央ようか
トップを極めた女性の“美しい生き方”
堂々たる態度だったかと思えば、次の瞬間には子どものような人懐こい笑顔を見せる。厳しい体験を語りながら、それが同時に素晴らしい体験だったとも言う。プリズムのように変化する様々な表情で人を魅了してやまない、トップを極めた女性・和央ようかの最新の素顔に迫るインタビュー。
ブレザー160,650円(ドゥー リー / ブランドニュースTel.03-3797-3673ビードペンダント53,550円、ドロップ型ペンダント53,550円(共にウーゴ カッチャトーリ / ヒラオインクTel.03-5771-8809
インタビュー・構成 / 池田美樹
自分が何歳だという自覚を持ったことがないんです
Age Age(アージュ)は、30~40代の働く女性に向けた雑誌です。この年代は、それまでとは違い、様々なことに悩みながらも進んでいかなくてはならない“人生の岐路”に立っている年齢。和央さんは読者と同年代ですが、いかがでしょうか。
和央 今、41歳なんですが、私、今まで年齢を意識したことがないんです。自覚がないと言ったほうがいいかもしれない。宝塚時代に、30歳を越えると踊るのが辛くなるし疲れも取れなくなるよ、と言われたのですが、実際、30歳を過ぎても全然、そんなことはなかった。35歳を過ぎたらますます体力がなくなってドッとくるよ、とも言われたのですが、全然、そんなことには気がつかなかった。
体型にしてもそうです。その気になれば一晩で痩せられる、と信じているので、気にならない。本当はそうじゃないかもしれないけれど。鈍感なのかな(笑)。でも、この“和央流思いこみ法”、気に入ってるんですよ。
Age ダイエットを考えない?
和央 私、昔から大食いなんです! 炭水化物が大好きだし。おいしいものを食べるのはとっても楽しいことですから。でも、必要があるときは節制します。自分を甘やかすことと厳しくすること、どちらも大事なんだと思います。
3年ほど前に、一度、炭水化物を抜くダイエットをやってみたことがあるんです。3週間、続けてみたんですが、美しく痩せるどころか、体型がギスギスして肌ツヤがなくなってきて……この3週間が終わったら何を食べよう、と、そればかり考えていました(笑)。あまり無理をしすぎない方がいいな、と、その時、実感しましたね。
自分が普段、食べる量をきちんと把握してそこから調整していく。基準を持つことが大事なんだなとわかったんです。
Age お聞きしていると、とてもストイックな印象がありますが。
和央 いいえ、そんなことは全然ないです(笑)! 私、すべてにおいて無頓着なんですよ。もちろん高級な料理も好きだけど、いわゆるB級料理やファストフードもよく食べます。実はチーズバーガーとフライドポテトとコーラ、という組み合わせが大好き。
凝りすぎていない、シンプルな料理が好みですね。
シャンパンに合わせる得意料理は焼きそば
Age 和央さんが家事をしている姿が想像できませんが、普段、料理はなさいますか?
和央 あまりしない方かな……あ、でも、私、焼きそばが上手なんですよ! ね!(と、事務所スタッフに)。実家の焼きそばが本当においしくて、それが原点です。ものすごく大量に作っちゃうの! で、シャンパンと合わせちゃう。シャンパンだから、しゃれた特別な料理と合わせなくちゃいけないってことはないでしょう? 和央製焼きそばとシャンパン、これは素晴らしい組み合わせなんですよ(笑)。
ワインも好きで、部屋に小さなセラーを置いています。詳しいわけじゃないので、いずれ勉強できたらいいな、と思ったりしています。
Age 私もシャンパン好きですけれど、焼きそばと合わせたことはありませんでした! ところで、最近の社会の状況を考えると、お金のことは女性にとって大きな関心事。みんな、節約、貯蓄、投資から浪費まで様々なつきあい方をしているわけですが、和央さん流のお金とのつきあい方のポリシーはありますか?
和央 どちらかというと浪費タイプだと思います。洋服を買いに出かけるのが大好きなんです。何を買いたいか、まずはじっくり雑誌を見てリサーチします。雑誌もたくさん買っちゃう! コレクションの情報を見て、来シーズンのトレンドを頭に入れて、欲しいものをチェックして。活用していますよ。捨てられないので困っています(笑)。
Age 好きなファッションブランドはありますか?
和央 「アレキサンダー・ワン」「アン・ドゥムルメステール」「トーマスワイルド」など、ちょっとシャープなコレクションを揃えているブランドが好きですね。
ひとつひとつのことに感謝して生きていきたい
Age 冒頭でもお話ししましたが、Agege(アージュ)読者である30~40代の働く女性は、それまでと違い、いろいろ悩みの深くなってくる世代だと思うのです。仕事のこと、これからの人生のことなど、若いときとはその質が違ってくると思います。和央さんはいかがですか?
和央 落ち込むこと、もちろんありますよ。これまで、いろんなことがありましたから……。そこで思ったことは、本当に悩んだときはすぐに解決できるわけではないから、とことん落ち込むしかないということ。明日にはすべてが解決しているなんてことは、実生活ではあり得ない。そんな時は、誰がなぐさめてくれようが、ダメです。効き目がない。でも、誰にも会いたくない、と思っても、例えば体を動かすトレーニングに出かけると、スッキリして、いくぶん気分がよくなる。私の場合、閉じこもるより、出かけた方がいいですね。
何より、人生にはいいときと悪いときがあるのだから、今、辛くても、またいいことがあるに違いないと信じ続けるしかないですよね。辛い経験をすると、普段の生活での小さな“いいこと”に気がつくようになる。ひとつひとつに感謝して生きていきたいな、と思っています。
Age 和央さんはどんな性格だとご自身では思いますか?
和央 マイペースでおおらかだけれど、繊細で細かいところもある。アバウトなところもありますし。自分では何とも思っていないのに、“孤独な人だよね”と言われたり。そう見えますか? 自分の中にいろんな面があるということなのかな。
私、落下事故に遭ったとき(編集部註・2005年12月、シアター・ドラマシティ公演『W-WING』の上演中にフライングの装置が外れ、3メートルの高さから転落。骨盤、肋骨骨折の重傷を負った事故のこと。全治3か月以上の大けがだった)、誰よりも痛い思いをしたけれど、同時に、私より幸せな人はいないと思ったんです。普段、普通に動ける幸せに気がつくことができましたし、様々な人の温かさに触れることができた。まさに、いいこととよくないことが同時に起こっていたんです。人生、いいことばかりじゃないけれど、悪いことばかりじゃない。身をもってそれを知ることができました。
Age 明日もまた立ち上がって歩いていかなくてはならない。そんな女性達にメッセージをお願いします。
和央 これは自分自身に向けたメッセージでもあるのですが、夢は思い続けたら叶う、と信じる気持ちもあるけれど、思いすぎるとプレッシャーになってよくない。アクセルを踏んだり、ブレーキをかけたりしながら、なるようになるさ、と生きていけばいいのかな、と思っています。
(写真6クレジット)
ジャケット59,850円、ジャンプスーツ47,250円(共にリチウム ファム / リチウム ファムTel.03-3499-8873) 左手のスタッズバングル55,650円(チーゴ / ミックステープTel.03-5721-6313) 左手のブレスレット(スタイリスト私物)
(写真7クレジット)
パーカー34,650円(スター スタイリング / ヴット ベルリンTel. 03-3797-1505) ショートパンツ26,250円(ホワット カムズ アラウンド ゴウズ アラウンド / アデライデTel.03-5474-0157) レギンス8,820円(エテリアル / WJKW Tel.03-5457-7377)左手のバングル30,450円(共にチーゴ / ミックステープTel. 03-5721-6313)
(写真8クレジット)
ライダースジャケット86,100円、プルオーバーシャツ38,850円、パンツ46,200円、ハンチングハット14,700円(すべてカミング スーン / 三崎商事Tel. 03-5775-1211) 左手のスカルリング54,600円(ウーゴ カッチャトーリ / ヒラオインクTel.03-5771-8809)
撮影 / 小松勇二
スタイリスト / 清水恵子(イマージュ)
ヘア&メイク / 小澤美和(ダイナミック)
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筆者プロフィール 池田 美樹(いけだ・みき)熊本生まれで熊本大学文学部仏文科出身という、生粋の“肥後の猛婦”。転職3度目でマガジンハウスに入社、『olive』『Hanako』『croissant』『an・an』を経た後、2009年6月に新しい女性誌『Age(アージュ)』を発行。働く女性達に、パワフルなライフスタイルを提案している。現在、不定期刊行誌なので定期刊行誌に育てるべく奮闘中。WEBダカーポにコラム「LOVE CITY WALK」を連載。俳人・如月美樹としての活動歴は13年。WEBダカーポにて、「女性のための、元気になれる俳句」も連載中。Twitter:IKEDA_MIKI 撮影・岩本慶三 |
(2010 年 1 月 4 日)

和央ようかさんの美しい生き方、インタビューからなるほどと感じました。
ご自分をきちんと把握する客観力と、和央流思い込みの幅広い精神から生まれる生き方は独創的で、まさにトップを極めた女性の美しい生き方ですね。
和央さんの思いの強さは、表現の場で理屈を超えた美しさを迷いなく感じさせてくれ、今回の写真もインタビューを納得させるインパクトにあふれていました。読み応え、見応えのあるインタビューをありがとうございました。
また、和央さんの違ったプリズム記事を読みたくなりました。よろしくお願いします。
和央ようかさんのインタビュー記事をありがとうございます。
焼きそばにシャンパン!とは、飾り気の無い和央さんならではですね。
和央さんが年齢を感じさせないのは、ご本人が年齢を意識されていないということなのですね。自分らしく生きていれば、結局、年齢は関係ないということなのでしょうね。小さなところに、幸せを見つけられる行き方は、いいですね。誰でもすぐに幸せになれるということですもの!
次回は、和央さんのちょっと変わった黒のスーツ姿も見たいです。宜しくお願いします。
和央さんのステキな写真をたくさん掲載くださり、有難うございます。
宝塚時代の男役もステキでしたが、素の和央さんの生き方がとてもカッコよく、同性、同年代の私の憧れです。
今回のインタビューでも自分をしっかり持った人だけど、それを人に押し付けるのではない優しさを感じとてもステキな方だと感じました。
あまり自分のことを語られる方ではないのでこれからもこういった機会があったら嬉しいです。
よろしくお願いします。
題名「美しい生き方」にとっても相応しいインタビューですね!経験した人だからこそ言える確かな「Been There, Done That」に基づいて本当に貴重な意見とアドバイスです。夢と努力があれば人間は出世できる。生きる道に山あり谷ありなんだけど、「Never Give Up」という概念で行けば、必ずいいことはあると信じています。バランスとタイミング良く、アクセルとブレーキの使い方をマスタできれば幸いですよね。
和央さんのように強く生き続ける人々がいるから、きっと私達も「諦めずに頑張ろー」と毎日思えるようになれるでしょう。また、このように、特別インタビューをオンラインで読めると、世界のどこに居ても励まされているって感じがして、とっても嬉しいです!
こんなに素晴らしい写真と読み物がWEBだけなんてもったいない!!
ぜひ、雑誌『Age』での掲載をお願いします。
インタビュー内容も同世代としての的を射ていたので興味深く読みました。
宝塚時代から葛藤を外に出さず、淡々と仕事をこなす風の和央さんですが、
こういう基盤が軸にあるのですね。
仕事だけでなく生き方においても学ぶことができる、存在も心も大きく深い方ですね。
今からでも遅くない・・・私にも真似できるかな?
いずれにせよ‘和央ようか’から目が離せません。
和央さんの記事をとてもうれしく拝見しました。
WEB雑誌の技術にも感動しました。
それと宙組発足は、1998年だと思います★
また、舞台も特集してください!
この記事のことは和央ファンの方から教えていただき、読めてよかったです。彼女のファンは皆様きっと喜んでいらっしゃるでしょう。
今までの和央さんの記事の総まとめで見事です。男役トップ時代に応援していた私も楽しく読めました。
さらなるAge読者の皆様が喜ぶ記事を期待しております!!
和央さんの「アクセルを踏んだり、ブレーキをかけたりしながら、なるようになるさ」
という生き方に、とても共感しました。
私自身も仕事やいろいろな人間関係で厳しい状況の時、
そんなふうに、逃げずに、でも肩の力を抜いて生きていきたいと思います。
和央さんのこれからのご活躍を楽しみにしております。