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表参道eco日記 - 4 - セカンド・クローゼットを表参道に!

「PR業界にはオシャレな人が多い」……この世界に入る前、私が持っていたイメージです(そして、その通りでした!)。企業広報、PRエージェンシーなど立場は違っても、それぞれの役割や取り扱っているものに応じた着こなしと振る舞いを身に付けている方が多く、オシャレ道で迷子になりがちな私は日々勉強させてもらっています。

その中で学んだことのひとつが、「着こなしには、程よいトレンドと自分らしさが必要」ということ。この春はちょっと新しいオシャレに挑戦しようと、クローゼットからお気に入りの一着を引っ張り出しました。10年前にパリで買ったイギリス製のトレンチコート。生地も仕立ても良いけれど、ラインが「昔」を感じさせる年代物です。

古いコートに魔法をかけてもらうために向かったのは、リフォーム専門店『アルターイン青山』。ジーンズの裾上げから高級スーツのリメイクまで、幅広いリクエストに応えてくれる頼れるお店です。私の「予算5000円程度で、トレンド感のある春物に!」というワガママにも余裕の笑顔。すぐに作業が始まりました。
 

『アルターイン青山』のスタッフの針。プロの工夫! 無くしてもわかるように、針には名前が入っています。photo/ Tsuzuki CO.,LTD

 
~基本のお直しの流れ~
1 試着して鏡で全体のラインをみる。
2 マチ針で仮止めし、仕上がりイメージを確認。
3 1週間程度でできあがり!

※期間はリフォーム内容により異なります。

 
お直しの相談は、鏡の前で試着をしながら。マチ針をもつプロの手が素早く動き、コートのラインがどんどん仕上がりイメージに近づいていきます。アドバイス通りに丈を6cm詰めたら、全体のバランスがとれて一気に明るい印象になりました。もちろん予算もクリアして大満足の仕上がりです。驚いたのは、ただ「直す」だけではなく、その洋服を選んだ理由やこれからの使用シーンまで細かく確認をしながら提案をしてくれたこと。「お客様の特別な一着に、きちんと向き合う」というプロの姿勢が、大切な洋服を預ける安心感へとつながります。そのため、「ウェディングドレスを娘のベビードレスに仕立て直してほしい」など、大切なリフォームの依頼も多いそうです。私が相談をしている間も、たくさんのお客さんが自分だけの物語と一緒に洋服を抱えて訪れていました。

10年前のイギリス製のトレンチコートが、大変身! 
ちょっと軽くなりました。春が楽しみ……♪

表参道にある、もうひとつのクローゼット……私にとって、『アルターイン青山』はそんな存在です。大切な洋服のことを安心してまかせられる場所があるって、なんだかすごくホッとします。祖母や母がそうしてくれたように、私も、気に入ったものを大切に使うこと、良いものを受け継いでいくことを意識していきたいと思いました。最近あまり洋服を買っていないのにコーディネートが楽しくなったのは、新しいオシャレの楽しみ方を見つけたからかもかもしれません。ちょっと軽くなったコートが、春を待つ気持ちをさらに軽やかにしてくれました。
 

思い出の「ウェディングドレス」。
形を変え、可愛い「ベビードレス」として受け継がれます。photo/ / Tsuzuki CO.,LTD
着物洋服のリフォーム依頼も多い。「男性用の袴」が……。
普段使いできる「レディースジャケット」に変身! photo/ / Tsuzuki CO.,LTD


 

Photo/ Tsuzuki CO.,LTD

アルターイン青山フラッグシップ店

Tel.03-5786-7626
港区北青山3-5-2第二青朋ビル
http://www.tsuzuki-y.co.jp/
11:00~20:00
年中無休(年末年始を除く)
東京メトロ「表参道」駅A3出口から徒歩5分
*ご来店の方に、エコバッグ(洋服を入れて持参すると次回お直しが10%オフになります)をプレゼント中!(なくなり次第、終了)


筆者プロフィール

吉戸 三貴(よしど・みき)

PRプランナー

表参道在住の PR プランナー。古美術商の家に生まれ、小さい頃は壷に入って遊んでいた。本を読むのが大好きで、1歳半から 読書(絵本)が日課に。広い世界を知ってほしいという両親の願いで、バレエやピアノ、水泳など定番の習い事から、遺跡の発掘や和紙づくり、座禅など様々な体験をする(でも、なぜか自転車には 乗れないまま大人になる)。私立の中高一貫校に入り、イギリスのホームステイ中にチョコレート好きになり、食べ過ぎて丸々とした学生時代を過ごす。ロシアのバレエ団の舞台を見た感動が忘れられず、大学ではオペラ(西洋音楽史)を専攻。卒論のテーマはヴェルディの「ラ・トラヴィアータ (椿姫)」。

卒業後、実家のある沖縄に戻り、九州・沖縄サミット関連イベントや国際会議の仕事に携わる。留学試験に合格したことをきっかけに、奨学金を得てパリに留学。国際的な学生寮メゾン・ド・ジャポ ンで世界各国の素晴らしい友人たちと出会う。帰国し、国立劇場おきなわのオープンに関わった後、沖縄美ら海水族館の広報担当となり、コミュニケーションが持つ可能性に魅了される。

現在は、「環境」×「色んなモノ・コト」の可能性を信じ、表参道にあるPR会社オズマピーアールで環境を中心としたPR活動を行う。地球温暖化防止からエコなイルミネーションまで、幅広いプロジェクトに関わっている。

好きなものはチョコレート、カフェオレ。得意なことは乗馬、素晴らしい出会いに恵まれること、強運をいかすこと。苦手なことは走ること、車の運転。小学生の時に母から贈られた時計(ノーブランドだけどエッフェル塔がついてて可愛い) がお気に入り。加圧トレーニング、ゴルフ(練習中)、料理、美術鑑賞、家族や友人とのんびり……などして休日は過ごします。

(2010 年 3 月 1 日)

コメント / トラックバック 16 件

  1. はちみつきのこ より:

    いつも楽しく拝見しています!
    私も表参道にかれこれ5年ほど勤めていますが、
    知らないお店の情報などが満載で、もっと表参道のことが
    好きになりそうです。

    洋服のリフォーム、私も結構利用していますよ。
    若くして亡くなった叔母が来ていた、30年物のスカート。
    ところどころ虫食いがあったり、ほつれていたり…。
    しかし、リフォームしてもらい身に纏うと、
    アンティークなデザインがむしろ斬新にうつるようで
    友人から「その洋服、素敵だね!」
    と言ってもらえました。
    まるで叔母のファッションセンスを褒めてもらっているようで
    嬉しくなりました。

    “リフォーム”とは単なる「繕う」ことではなく、
    そのモノが持つ物語や思い出を紡ぎ直すことなのかも…。

    次回の記事も楽しみにしています♪

  2. yoshido より:

    >はちみつきのこ さま
    ご愛読、感謝です!ストーリーがあるものって、自然と大切にしたく
    なりますよね。その思いも大事に受け止めつつお直しをしてくれる
    場所がある安心感って、ちょっと特別な気分です。次につながる
    エコバッグがいただけるのも嬉しい♪

  3. より:

    リサイクルではなくて、もう一度生まれ変わって使い切る!
    エコですね。

    よく言えばアンティーク?
    昔の人もエコだったんですよね。

    「グリーンウェディング」という考え方では、お母さんなどのウェディングドレスをリユースすると聞きました。僕も使える服を生まれ返させてみようかと思います。

  4. yoshido より:

    >ひ さま
    コメントありがとうございます。そうですね、アンティークに
    囲まれて育った身としては(?)昔から「長く使うこと」は自然に
    感じていた気がします。形をかえても受け継ぐって、とても素敵な
    ことですよね。

  5. まー より:

    お気に入りだけどデザインが古かったり、サイズ(体型?)が変わったりして着ることがなくなった服が結構あります。
    衣替えの際に見つけて、「今年はコレ着よう」と毎年思っているのですが、結局袖を通すことなくタンスに返しています。
    服のリフォーム、いいですね。
    オーダーメイドではないですが、「自分だけの一着」みたいで、愛着が湧きそうです。

  6. yoshido より:

    >まーさま
    私もトレーニングをはじめてラインが変わったので、あわなく
    なってきた服があります。季節やライフスタイルの変わりめに
    一度クローゼットを見直してみると、新しい発見があるので
    オススメですよ~。

  7. うずまき より:

    「セカンドクローゼット」という名前(発想)も素敵ですね。
    エコにとどまらず、おしゃれが楽しめるとなると、
    生地はいいのに、結局あまり着ていないジャケットなど相談してみようかなと思います。

  8. yoshido より:

    >うずまきさま
    コメントありがとうございます。
    オシャレの相談ができる場所があるって、心強いなと思います。
    ジャケットは仕事中(座ってることが多いと)目につく「トップス」
    ですから、そういう意味で印象に直結する大切なものですよね。
    素敵なリメイクになりますように♪

  9. えり より:

    元背中の席にいた人間です。
    お直し、いいですよね!
    私も、父がよく買っている銀座のテーラーに仲のいいスタッフさんがいて、
    メンズしか扱っていないお店なのに、レディスを持ち込んで、
    ロングパンツをばっさりショートパンツにしたり、
    襟付きコートをノーカラーのショートジャケットにしたり、
    いろいろお直しをしてもらったものです。
    そうすると、全く着ていなかったものが、ヘビロテに生まれ変わるんですよね。
    おかげでゴミ行きにならずに活躍している服が多数あります。
    今日雑誌を買って、春物に食指が動きそうなところですが、
    一度クローゼットを見直してみようと思います。

  10. ゆう より:

    愛着のあるものが形をかえて、そばにあるのっていいですね。
    身につけるもの、身の周りのものを大切にすることが、自分に
    人に環境に優しくなれるのかもしれませんね。

  11. yoshido より:

    >えりさま
    おお~、コメント、ありがとうございます!銀座のテーラー
    って、響きがすでにカッコイイ。だからいつも「オシャレ度」が
    群を抜いてるんですね。私もトレンチ買おうか迷って、お直しに
    戻ってきました。全身みんなが持ってるトレンドアイテムだと
    ちょっとつまらないかなと思って。たまに数百円のアクセサリー
    つけてることもありますよー。

  12. あき より:

    お直ししてステキなコートに大変身ですね!
    着れなくなったからといって簡単に捨てたりせずにECOにもなりますし、
    物を大切にすることにもつながりますね☆

    それにしても、裾直し等だけでなく、全然ちがった新しい洋服に変えてくれるんですね!
    昔から愛着があるものでも今は全然着なくてクローゼットの重鎮になってしまっている
    洋服たちに、再び第一線でがんばってもらえるように私も今一度クローゼットの見直しを
    してみようと思います。
    ステキな情報ありがとうございました!

  13. yoshido より:

    >あきさま
    コメントありがとうございます。
    表参道eco日記では、声高に「エコ~!」と叫ばず(笑)
    ライフスタイルの一部として楽しめるものをご紹介できたら
    と思っています。こちらのお店では着物からのお直しも
    できるそうですよ。重鎮のカムバック、楽しみですね!

  14. erico より:

    いつも楽しく読ませてもらっています!
    趣味:編み物としては、こういう本格的なものにチャレンジしたいと思います。
    春の丈になったコート、素敵です。
    私もクローゼットを今一度見直してみようと思います。

  15. yoshido より:

    >ゆうさま
    愛着って言葉、私もとても好きです。
    まわりのヒトやコトにも良いことで、自分も快適って
    一番いいですよね。今日もお直しコートはおって出勤
    しました♪

  16. yoshido より:

    >ericoさま
    読んでいただけて嬉しいです!
    最近は、編んで作った「ほっこり系」のコサージュとかも
    人気ですよね。何かが作れるって素敵。頭の中を真っ白にして
    集中できそうだし。私も何か手芸っぽいことしてみようかなぁ~。

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