デートでディナー! 出かける時のコーディネート&ヘアスタイリング、ワンポイントアドバイス。
私は困っていました。それは、先日『レストランひらまつ』での会食体験取材の仕事が舞い込んできたときのこと。下調べに、『レストランひらまつ』のHPをひらいたところ、そこには足を踏み入れたことのない高級感溢れる世界が広がっていました。
『レストランひらまつ』級にゴージャスなレストランに行った経験のない私には、どんな格好で行けばいいのか皆目見当がつきません。持ち合わせているなかで最もフォーマルな服と言えば、リクルートスーツと真珠のネックレス(お葬式用)……。
弱り果てた私の前に現れたのは、プロのスタイリストさん。『クロワッサン』や『Age』などの雑誌で活躍されているスタイリスト・大貫まりこさん、です。
--大貫さん、ディナー用の服をまったく持っていない中で、少しでもそれらしい格好をするコツを教えてください!(泣)
大貫まりこさん(以下、大貫)「うーん、特にこれといった決まりはないのだけれど、他人から見て、店で浮かないものが基本ですね。服がなければ、アクセサリーでポイントをつくること。例えば、品のいいパールのネックレスや、大ぶりのロングネックレスとか。アクセサリーがなければ、光沢感のあるショールなんかでもいいですね。とにかく、何か目を引くような、ワンポイントになる飾りがあると良いですよ」
--大きめの飾り……。それならなんとかなりそうです! 色はどういうのがいいのでしょう? モノトーンが無難ですか?
大貫「そうですね、モノクロなら失敗はないでしょう。でも、色の派手なものでもいいんですよ。色よりも重要なのは素材ですね。シースルー素材や、シルクなどがオススメ。夏の時期ならワンピースの方が多いかもしれません。キャミソールにジャケットでもいいですよ。ジャケットは1枚あれば長い間使えるので、お金のあるときに、コレというお気に入りの1枚を見つけておくといいと思いますよ」
大貫さんは気に入ったジャケットを10年は着続けるそうです。いいモノを、長く大事に使い続けるのも、素敵な大人の女性として大切なポイントですよね。
さて、服装の他に気になる点といえば、髪型です。どんなに服装がキッチリしていても、髪型がボサボサではアンバランス。モデル、読者モデルも通うヘアサロン『MAKE’S』(メイクス)のスタイリスト・和貝真延さんにお話を伺いました。
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| スタイリストの和貝真延さん。穏やかな人柄でとても話しやすい方です。まとまりにくい私の髪もササッと美しくセットしてくれました。 |
--レストランのディナーにふさわしい、かつ、私に似合う髪形ってどんなのでしょう?
和貝真延さん(以下、和貝)「そうですね~、朝井さんはいつも髪を下ろしたスタイルをしているから、思い切ってアップにしてみましょうよ。フィッシュボーンを使ったおだんごなんてどうですか?」
--フィッシュ? 魚の骨?
和貝「まさに、魚の骨に見えるからこの名前なんですよ(笑)。みつあみと似ているけど、みつあみよりしっかりしていて豪華ですよ。毛束を少しずつとって内側に向かって編んでいくんだけど……口じゃ説明しにくいな~(笑)。フィッシュボーンを作って、それをおだんごに巻いて、ゴージャスな雰囲気を出そうと思います」
と、言うやいなや、10数分で作りあげた和貝さん。さすがの手さばきです。でも、このフィッシュボーンは家で自分でやるのは難しそう……。
--家でできそうなことで、オススメのセット方法ってありますか?
和貝「意外と知られていないけどすごく大事なことは、ワックスのつけ方ですね。ワックスをつけるとき、手のひらだけでなく、指の側面にもしっかりつけるんです。こうすると、髪全体にムラなくワックスがつきます」
--なるほど! それならすぐにでもできそうです。
和貝「他に、どうしても髪の傷みがひどいときは、シャンプーの前に一度トリートメントをするという裏技もあります。トリートメント、シャンプー、またトリートメントという順番でするんです。髪って、一番最初に触れた成分をたくさん吸収する性質があるから、最初にトリートメントをすると、ケア成分をたっぷり吸いとってくれますよ」
--それはいい情報を聞きました! 早速試してみます。ありがとうございました。
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| これがフィッシュボーン。編んだあとに、わざと少し広げて崩して、動きをつけます。 |
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| おだんごの周りにフィッシュボーン。フィッシュボーンは難しくはないけど、根気が要るそうです。 |
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| スタイリスト・大貫さんのアドバイスを元に、ワンポイントとして黒いお花の飾りを。 |
ディナーでの服装も、髪型セットの極意も学び、そして『レストランひらまつ』の「会食レッスンプラン」でディナーの雰囲気にも少し慣れることができました。
この調子で、色々なディナーの席を体験し、ますます食い気、だけでなく洒落っ気にも磨きをかけてでかけたい……それは、レストラン研究家・橋本伊知郎さんが、本記事のために考案してくださった5つのディナー&バーのコース(下記参照)。シャレたデートコースにお悩みの方、素敵なディナーとお酒を愉しみたい方もぜひ参考にしてみてください。
(写真/MACH)
☆☆ レストラン研究家・橋本伊知郎さんオススメのディナー&バー デートコース☆☆
| 1 | 『Appia(アピア)』(南麻布) 魚も肉もデザートも、運ばれてくるワゴンの中から贅沢に選んで。 ↓ 『Le Bar(ル・バー)』(南麻布) ほの暗い幻想的なカウンターで、秘めやかな語らいを。 |
|---|---|
| 2 | 『AWkitchen 10(エーダブリューキッチン テン)』(麻布十番) 絶品のバーニャカウダと文句無しのパスタを、大いに満喫して。 ↓ 『B Bar Roppongi(ビー バー ロッポンギ)』(西麻布) Baccarat グラスに注がれた美酒に酔いしれて。 |
| 3 | 『とうふ屋うかい』(芝) 庭園を眺めて優雅に豆腐料理、建物を出た瞬間の東京タワーが絶景。 ↓ 『Restaurant Hill Top Casita(レストラン ヒルトップカシータ』(麻布十番) 東京タワーに手が届くような屋上テラス席でデザートワインを楽しんで。 |
| 4 | 『終夜灯(アカリ)』(南麻布) 渋い和の個室で旬な食材と厳選された日本酒を味わって。 ↓ 『ori HIGASHIYA(オリ ヒガシヤ)』(西麻布) 煎れたてで味わい深いお茶と本格指向の干菓子・生菓子を、深夜の麻布で。 |
| 5 | 『CITABRIA(サイタブリア)』(南青山) 隠れ家ロケーションのスタイリッシュな空間で心地よいホスピタリティを。 ↓ 『Radio(ラジオ)』(南青山) 季節を彩る旬のフルーツを、好みのリキュールベースで。 |
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筆者プロフィール 朝井 麻由美(あさい・まゆみ)
ゆるいキャラクターやサブカルネタをこよなく愛するライター&イラストレーター。出会って以来愛を注ぎ続けているキャラクター「カワスベリバナ夫」や「あおくび大根」を隙あらば布教するも、生暖かい目で見られる日々。自らも着々とオリジナルゆるキャラを生み出している。現在は高円寺のタウン誌『SHOW-OFF』でイラスト&執筆を担当、そのほか書籍や雑誌媒体でレストラン取材、WEBではあらゆるジャンルの達人、専門家インタビューとジワジワと活躍中。見た目の割によく食べる。カラオケで披露するネタ曲の研究に余念がない。山手線の駅名を早口で一周言えるという珍特技も。 |
(2009 年 8 月 31 日)





スタイリストさん、ヘアスタイリストさんの具体的なアドバイス、
意外と雑誌には載っていないのでとても参考になりました!
レストラン評論家の橋本さんのおすすめのデートコース、
知っている店もあるだけに超・納得!!
今度ぜひ試してみまーす。