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from 鳥取 - 40 - 雪だって大型機だってまかせて! 地方空港、がんばっています。

“暖冬”という天気予報に反し、思いもかけず大雪に見舞われた鳥取。初詣は長靴を履いて、雪をかきわけ行ってきました。こちらでは「カメムシが多い年は大雪になる」という言い伝え(?)があるのですが、そういえばかなりの数&長期間見かけたなぁと思い出し、カメムシ伝説のほうが当たったのかもと思うこの頃です。

それはさておき、この年末年始は空港を利用した方が多いのではないでしょうか。類にもれず私も帰省に旅行にと飛行機のお世話になっています。鳥取県内には東部に「鳥取空港」、西部に「米子空港」があり、国内はもちろん海外へも就航しています。そしてこの冬、「米子空港」がリニューアル! 滑走路の延長をはじめ、ターミナルが広くなり新しい飲食店もオープン、さらに巨大なキリンがいるらしい? とにかく米子空港へ行ってみました。

まず目にとまったのは、すぐそばにある「JR米子空港駅」。屋根付き歩道で結ばれていて、汽車でも便利がよさそう。早速ターミナル2階の出発ロビーへ向かうと、表れたのは本当に巨大なキリン! 実はこれ、米子市出身のレザーアーティスト・本池秀夫さんによる革作品。キリンのほかにも、カバ・ゴリラなど本物そっくりの質感が美しいレザーアニマルが展示され、ちょっとした美術館&動物園のよう。もちろん、子どもたちは大はしゃぎでした。
 

キリンは雄のアミメキリンのほぼ等身大の高さ5.8m。牛革は牛10頭分を使用し、約半年かけて制作されたもの。ほかに、老人と子どもをリアルに表現した革の人形も展示されている。


そのキリンをぐるりと囲むようにあるのが、お土産&飲食店街。お土産はやはり海産物が一番人気。松葉がにをはじめ、のどぐろなど日本海のおいしい幸がいっぱい。また、人気キャラクター・ゲゲゲの鬼太郎のかわいいグッズも多く、女性におすすめ。飲食店は、出雲そばやぜんざいなど山陰の味にこだわった蕎麦屋さん、新鮮な魚介類を豊富に使った定食が人気の居酒屋さん、イタリアのカフェ・バールスタイルでおいしいコーヒーが飲めるカフェが並んでいます。なかには滑走路を眺められるお店もあり、ゆったりとおいしい時間が過ごせます。
 

持ち帰りがしやすいように個包装されているのもうれしい。鳥取で干物といえば、一夜干しタイプが主流。ふっくらジューシーで、旨みがじゅわ~。ぜひお土産&今晩のおかずにどうぞ。
飲食店街でテイクアウトできる「かにバーガー」(600円)。けっこう大きめのバンズに、これまた大きなかに肉たっぷりのフライがはさんである。タルタルソースもたっぷりでお腹も大満足。


ほかにも、幼児用のトイレ・授乳室などが備わっているベビー休憩室やマッサージやソフト整体が受けられるマッサージ店もあり、快適な時間が過ごせそう。そして、なんといっても屋上にある「送迎デッキ」が一番の楽しみという人も多いのでは? 我が家の子ども達も強風をもろともせずデッキへ上がり、双眼鏡をのぞき、走り回る始末。そうこうしていると羽田からの飛行機が到着し、間近で見られることに。すると、なんとパイロットさんが二人こちらに向かって手を振っているではないですか! なんてアットホームな雰囲気。もちろん、その場に居合わせた老若男女全員が笑顔で手を振り替えしました(笑)。
 

デッキと飛行機はとても近く、パイロットさんの表情もはっきりと見えます。給油車や荷物を運ぶカーゴなども小さいながらちゃんとあり、大人もけっこう楽しめます。
デッキといえばこの双眼鏡。まわりはほぼ日本海なのですが、何となくのぞいてみたい誘惑にかられます。もちろん、我が家もしっかりのぞきましたよ。


そうそう忘れちゃいけないのが、今回のリニューアルの一番大きな部分、滑走路の延長です。空港を管理する米子空港ビル株式会社によると「全長2,500メートルと山陰では一番長くなり、 “ジャンボジェット”クラスの大型機が離発着できるようになりました。より遠くへノンストップで行けるようになり、先月はハワイへのチャーター便も出発したんですよ。」とのこと。ほかにも、雪の場合は通常より長い制動距離が必要になるが、それも解消。欠航なども減るのではないかと期待されているそうです。

久しぶりにゆっくりと空港探検を楽しみました。旅行のときだけでなく、普段の食事やちょっとした手土産を買いに、はたまたお手軽なレジャーにと、なかなか使えるスポットだということを発見。2月末までは「うっとり鳥取」というお得なキャンペーンや、3月14日までは出発ロビーに「合格祈願特大絵馬」を設置。紙絵馬にお願いごとを書くと、代わって奉納をしてもらえる、受験生にはうれしいイベントもあり。飛行機は、東京から約80分、名古屋からは約60分とかなり近くて便利。今鳥取は、ウインタースポーツも温泉もお魚もみ~んな最高にいい時期。ぜひこの機会に、ひとっ飛びしてみませんか。

 
「うっとり鳥取」キャンペーン

筆者プロフィール

岩村 利恵(いわむら・りえ)

大学卒業後、女性情報誌「オズマガジン」編集部に入社。主にアミューズメントや健康、食べ放題などの企画を担当。ある企画では、「世界一のジェットコースター乗り比べ」をしにラスベガスまで行った事も。その後、フリーライターになり、現在は鳥取県在住。漁港や鳥取砂丘のすぐそばという自然たっぷりの環境で、双子の子育てをしながら田舎ライフを満喫している。

(2010 年 1 月 27 日)

コメント / トラックバック 1 件

  1. トットリーネ関係者 より:

    米子空港、結構充実しているのですね!
    普段、鳥取空港ばかり利用しているので知りませんでした。特に惹かれたのは「かにバーガー」と
    「マッサージルーム」(笑)。よいですね〜。
    それに、滑走路延長による欠航率の減少。嬉しいですね!

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